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Author:真空館BLOG
真空館は、伝統にとらわれない本藍のブランド。
「sin」ブランドを取り扱うお店です。

本藍のワークウェア、インディゴ、100年デニムなどの個性的な商品を取り揃えております。

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   むらくも絞り
【むらくも絞り】
群がり立つ雲を連想させるような絞り柄です。
本来は、生地を筒に巻きつけるようにして、シワを作るのですが。。。
洋服の形になってから、染めるので、本来のやり方とは多少違います。

その、むらくも絞りを使ったのがこれ。
07-12-18-2-.jpg

本藍染め後に朱墨で染めた10ボタンヘンリーです。
ちょうど袖の部分ですね。
絞りはというと。。。
07-12-18.jpg

なんじゃこりゃー!って感じですが、
こういう風にグシャグシャにしてそのグシャグシャを維持させて、タコ糸で留めます。
一見簡単そうでしょ?意外と気を使います。
ま、私がこの絞り、苦手ということもありますがw
シワの寄せ方が均一でないと、上手いこといきません。
均一じゃなかったら、染まる所と染まってない所の差が激しくなってしまい
「ん?失敗?」みたいになってしまいます。
あと、タコ糸で縛る時の力加減。あんまり力入れすぎると、染まらない所が多くなり、
柄がハッキリしません。弱すぎると、染めている時に解けたり、染めムラの多い無地のようになってしまいます。
絞りを解くまで、安心できない絞りなんです(私にとってはw)




   素材
本日はちょっと素材についてです。
まずは下の画像をご覧下さい。
07-12-2.jpg

どうですか?
右と左で違いがわかりますよね?
左の方が色が薄いですよね?
この2枚、全く同じ日に同じ環境で染めています。
それなのに、この差は一体何なんでしょう?

染め師が手を抜いた?
いやいや、そんなことはしていません、というか、そんなことしませんw

実は、左は市販の、右は【Sin】のカットソーです。

普通、日本に輸入されてくる綿は全て塩素漂白されたもので(塩素は綿を劣化させます)、糸にする際にはケバだったところを薬品で焼き、ワックス、樹脂、化学糊等で加工され糸になり、生地になっています。
新しいティーシャツなど、水を弾くのはワックスがついているからですね。
化学染料などであれば、だいたいそれでも染まるのですが、藍はそうはいきません。
塩素分、ワックスなどは完全には抜けずに残ってしまうので、
藍で染めた際、染まりが悪く、変なムラなどもできてしまったりします。
それで、左の方は右の方にに比べてちょっと色が薄いのです。

では、右の【Sin】のカットソーはどうかと言うと、
漂白していない綿から無加工で生地にしていますので、劣化してないのと染まりがいいです。
また、綿のケバなどを焼いたりしていないので、最初の着心地はちょっとゴワゴワしていると思います。
しかし人が着るにつれ動いた時にそういったケバが擦れて徐々に徐々にその人の着やすいようになっていくのも一つの特徴です。

お客様からたまに「着やすくなった!」と言われたりするのですが、実はこういうことだったんですね。



   杢目絞り
以前、ご紹介した縫い絞り
これを応用して様々な絞り柄が可能です。
今回は【杢目絞り】です。
染めあがりが木目状になるとういうので、こういうネーミングみたいですね。
この絞り、縫い絞りの要領で、直線に等間隔で平行に何本も、平縫いして最後に引き締めて完成です。
さらっと書きましたが、けっこう手間がかかるんですw針数が多ければ多いほどですね。。。

全ての縫い幅を揃えてあげると、ストライプ、もしくはボーダーの出来上がりです。
07-11-21-1.jpg

ストールだと、こんな感じです。
染める前はと言うと、、、
07-11-21-2.jpg

ちょっと扇子を閉じたような感じになりますね。

これを応用して、
袖の部分だけに杢目絞りを入れると、片袖のストライプです。
07-11-21-4.jpg

白ベースにも出来ます。
07-11-21-3.jpg


また、縫う幅をランダムにすると
07-11-21-5.jpg

ちょっとこういうゴニョゴニョした柄にもなります。

今回ご紹介した杢目絞り、Tシャツなどは着た時柄が立体になるとまた面白いです。

   盛り塩
毎朝、店の前の通りを掃除して、
盛り塩を置いてます。(たまに忘れますがw)
07-10-22.jpg


この盛り塩の由来ご存知ですか?

「きよめ」のためのものと思っていませんか?何かの信仰だったりw
本当は、お客様が来てくれるように、という『おまじない』です。

昔、中国の皇帝は数多くの奥方や愛人がいたそうです。
そして、牛車に乗って夜ごとそれらの屋敷を訪ねていたらしいです。
奥方や愛人達は皇帝に来てもらいたいが、かなりの競争率。
そこで、頭のいい女性が、玄関にピラミッド型に塩を盛り上げておいたところ…
なんと、屋敷の前で牛車が止まりその夜は皇帝の寵愛を受けたそうです。
これは、草食動物は常に塩分を摂らなくては生きていけないため、
牛車の牛が塩分補給のため止まるということらしいです。
この故事からお客様を招き寄せるおまじないとして玄関に塩を盛るようになったらしいです。

真空館に用事がなくても、牛が言うこと聞かず当店に向かってしまう場合がありますので、
牛車でお越しの際はお気をつけ下さい!!!

   縫い絞り
【縫い絞り】
読んだとおりです。縫って絞りますw
その仕上がりは点線のように柄が出てきます。
工程はいたってシンプルですが、縫いのピッチをかえることで、だいぶ雰囲気が変わります。

どうしても規則正しく縫うと民芸調になってしまうので、【Sin】の縫い絞りはランダムに不規則に縫っていきます。
07-10-6-4.jpg

こういう具合に。。。

07-10-6-3.jpg

3本の線なんですが、このとき背面も一緒にして縫っておりますので、立体的なった時前後で柄がつながってきます。

07-10-6-2.jpg

そして、ギューっと引き締めて、このグシャグシャになったものを染めます。


すると出来上がりです!
07-10-6-5.jpg

…と思いきや、染めたあとにこれは、赤の化学染料で絞りのところを筆で一枚一枚染めてます。

こんな感じです。
07-10-6-1.jpg


あと、この色刺しをせずに、朱墨で染めると
07-10-6-6.jpg

こうなります。

いずれも、店頭に並んでおります~☆



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